暮らしの話

2019.04.05

命を感じる食事


最近ふと「食事」について考えることがあります。とはいってもプロの料理人でもなんでもない僕は、ただ自分が感じる「本当に美味しい」とは何か?が気になっています。


先月、2年ぶりに揖斐の山のふもとの知る人ぞ知る名店「よろづや」へ行きました。女将のおばあちゃんは、独特のクセとこだわりがあって、前来た時も店とおばあちゃんの魅力に惹かれた覚えがありました。


春は山菜、筍。夏から秋は鮎。秋は茸や自然薯。今回は3月なので冬のもの。地元の猟師がとる、鹿や猪や真鴨。今では滅多に目にしない、大きな大きな囲炉裏で炭火をじっくり通して焼いたり、刺身として食べたり。


おばあちゃんは色々な話を聞かせてくれるんですが、たびたび口にする「明日は元気になる」という言葉は本当。「今、命をいただいている」そう心から思う料理の数々を食べる中で、「美味しい」と心のそこから感じたんです。


火を通す角度、時間は素材の状態で変わると言います。友人伝いで聞いていたのは、焼き加減を見るために勝手に触ると怒られるということ。まさに職人芸。「命に失礼だからね」。つまり、最高の状態で提供したい。そんな思いが垣間見えるわけです。


「感動を得る食事」なんてのは普段の生活でそうはできません。忙しさにやられて、ただ腹に入れるという食事をすることも。そんなときに心から「美味しい」と思える食事はしていないといえます。


でも毎日のことでもない。こうして時々、「命を感じる食事」をとることが大事なんだと思います。その感動は食事や料理と、一言で表せられないような気もします。


さてそんなこんなで、頼み込んでおばあちゃん手造りの旬の「ふきみそ」をいただいてきました。自分の分もしっかり確保したので、みなさんにもお裾分け。天然のふきのとうで作られた美味しい味噌を食べてみてくださいね。店頭で販売中です。

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