北アフリカ、チュニジア産有機オリーブオイル

北アフリカの地中海に面するチュニジア。世界有数のオリーブオイルの生産国として、近年注目を集めています。チュニジアは、1年のうちおよそ330日が晴れており、乾燥した気候によって毎年安定した品質のオリーブを生産しています。
チュニジアのオリーブオイルは、ヨーロッパ産に比べてポリフェノールの含有量が非常に多く欧州産の10倍以上と実証されています。そのため香り良く、栄養価も高いのが特徴です。
バランスの良いブレンド

チュニジアの二代品種「シェトウィ種」と「シェムラリ種」をコールドプレスで搾油し、バランスよくブレンドされています。シェトウィ種は北部で栽培され、緑色が強く香り高さが特徴。シェムラリ種は南部で栽培、黄色が強くマイルドな味です。香り高くかつマイルドな味わいがこのオリーブオイルの醍醐味です。
ピュアとエキストラバージンの違いって?
ピュアは絞ったオイルを精製し、香りや味わいが取り除かれた「油」状態にした物をいいます。
そこにバージンオリーブオイルなどをブレンドすることで香り付けなどをしています。
一方、エキストラバージンオリーブオイルはオリーブの実を絞っただけのオイル(コールドプレス製法)。その中で香りや成分の基準を満たしたもののことをいいます。
そのためエキストラバージンは、オリーブの実に含まれる天然成分による香り高さや味わいが残されているんです。
出来上がりの仕上げに使う。

料理の仕上げやドレッシングなど、生のまま使用することで香りをそのまま楽しむことができます。刺身など海鮮にかけてカルパッチョにしたり、パスタの出来上がりにサッとかけたり。我が家で人気のドレッシングをご紹介します。
エキストラバージンオリーブオイル 大さじ3
酢 大さじ2
粒マスタード 小さじ1
塩 小さじ 1/4
砂糖(甜菜糖) 小さじ1/4
お好みで、生姜、ニンニク、ごまや玉ねぎなどを混ぜ合わせるだけ。簡単に、ご家庭に合わせたドレッシングを楽しめます。
加熱料理に使う。
エキストラバージンは加熱用には向かないんですか?というお問い合わせをよくいただきます。加熱によって香りや風味、苦味などの味わいが弱まるのは間違いありません。ただ、加熱する際にもエキストラバージンの香りが料理にアクセントとして残ります。我が家では、ほのかに香り付けしたいときなどに使っています。
わけあうことからはじまった。
アリサン・オーガニック・センター
1988年、自然豊かな埼玉の山間部に移住したジャックとフェイ。当時手に入りづらかったオーガニックやベジタリアンの食材を周りの人におすそ分けすることから、アリサンははじまりました。“オーガニック”が信頼関係の上に成り立っているという考え方は今も変わらず、自分たちの目で見て判断した安心で持続可能な食べ物を食卓に届けています。