醤油?いいえ、溜醤油です。

漆黒は溜醤油を使ったダシ醤油です。たまり醤油“みのび”の旨味と濃度を生かして、鰹、ムロアジ、昆布、椎茸のだし、味醂と砂糖が一つに溶けあっています。普通の醤油でつくったつゆでは味わえないコクと旨味がたっぷり詰まっています。
手軽に美味しいTKG

朝忙しい時の相棒といえば卵かけご飯。でも朝一番にお腹に入れるものだからこそ美味しくしたい。この漆黒を使った卵かけご飯は卵と醤油の一体感を楽しめます。
見た目は辛そうだけど。

一般的な醤油では醤油麹の量の1.3倍の塩水を使用しますが、溜醤油で使用するのは0.5~1倍ほどです。色の濃さから塩分が高めにみられガチですが、濃口醤油と同程度かそれ以下。少ない塩水で仕込むことで濃厚で旨味がギュッと詰まったお醤油になるんです。
色の濃さの秘密。

普段口にしている濃口醤油の熟成期間は6ヶ月程。一方、山川醸造の溜醤油は約2~3年間木桶でじっくり熟成させています。醤油は熟成する長さが長い程、発酵の力で色が濃くなるため、この濃さになっているんです。色の濃さは、辛さではなく大切に作られた証拠です。
東海から溜醤油の美味しさを広げる。
山川醸造
昭和18年創業。清流長良川の伏流水を仕込み水に、100年以上受け継がれる昔ながらの杉の木桶で二年以上かけて造る溜。今でも職人がそのスタイルを頑なに守っています。主に東海地方で消費される溜醤油の知名度を全国に広げています。