100年使えるフライパン、それがターク。
熱まわりがよく蓄熱性に優れているので、食材の持ち味を十分に引き出しながらじっくりと安定した調理が可能な鉄のフライパン。ハンドル部分は溶接でしっかりとくっつけられています。長く使用しても、取っ手が緩んだり壊れることがありません。そのため適切に使えば半永久的に使用できます。
IHが使える鉄のフライパン?
ターク社のフライパンはIHでも使用可能。(お使いのIHの使用可能サイズ規格をご確認ください。)将来にわたって育て続けることができる一品です。実際にIHで使用してみてもいつもの料理が段違い。私の愛用品の中でも特別思い入れのある道具です。使い込むほどに馴染み、鉄肌も艶を増してより味わい深くなっていきます。また、現代人に不足しがちな鉄分も食事と一緒に補えます。
浅型と深型。どっちにする?
このプレスパンは浅型、深型の2種類。浅型はフライや菜箸でひっくり返しやすいから、ステーキや目玉焼きなどを焼く時には浅型がおすすめ。深型は炒める時に。高さがあるから具材がこぼれないのがメリット。どっちも揃えれば料理のしやすさは段違いです。
鉄のプレスパン 深型はこちら。
肉を焼く。

厚い肉の塊も温度が下がりにくく水分をよくとばすため、外はカリッと、中は肉汁を留めたジューシーなステーキが焼けます。
野菜を炒める。

鉄のフライパンは特に炒め物で大きく差が出ます。通常のフライパンだと、どうしても火力が弱く水分がでてしまいますが、タークであれば野菜もシャキッと歯ごたえよく調理できます。
サイズは3種類。
一般的な家庭フライパンでよくあるサイズは26。ご家庭によって使いやすいサイズは変わると思うので、ぜひベストサイズをお探しください。私は、浅型では20と28サイズを所有しています。
サイズ : 幅:40cm 奥行き:20cm 高さ:12cm 調理面(内径):14cm
重量 : 0.87 kg
Turk プレスパン浅型24cm
サイズ : 幅:47cm 奥行き:24cm 高さ:13cm 調理面(内径):17cm
重量 : 1.15 kg
Turk プレスパン浅型28cm
サイズ : 幅:52cm 奥行き:28cm 高さ:15cm 調理面(内径) : 21cm
重量 : 1.55 kg
さあ、育ててみよう。
テフロン加工のものは高温だと劣化したり、コーティングが剥がれるため消耗品ですが、鉄のフライパンは適切なお手入れをすれば半永久的に使えます。簡単お手入れの方法をご紹介します。
1.水で流しながら、たわしでフライパンの内側を底面・側面ともにしっかりこすります。
2.水気をふき取り、植物油(1cmくらいの深さ)を注ぎます。
塩、野菜くず(じゃがいもの皮など)を入れて弱火をかけます。
3.木べらでゆっくりと、フライパンの縁まで油をなじませます。
4.弱火で10分ほど熱します。
野菜くずが茶色に色付くまで木べらで混ぜます。
5.火を止めて野菜くずと塩を拭き取り、ぬるま湯で洗い流します。
6.ペーパータオルで水気を拭き取りフライパンを火にかけ、水気を飛ばしたら焼き慣らし完了!
○使い終わった後(普段のお手入れ)
使い終わったあとは水に付けっ放しにせず、タワシでゴシゴシと洗います。油を馴染ませ焦げ付きにくくするため、洗剤は使用せず水洗いのみで大丈夫。洗い終わったら布巾などで水気を拭き取ってあげましょう。その後、火にかけ水分を完全に飛ばすと錆びつきません。
○油は少なくても大丈夫。
鉄のスライパンは焦げ付くイメージが強く油をたくさん使いそうですが、実は逆。焼き慣らしによって油が馴染むため量は少なくて大丈夫。使い込むほど油が馴染み、油なしでも焦げ付かないフライパンに育ちます。雑な私も、使いながら惚れ込みました。
職人が一つ一つ鍛錬する道具づくり
turk ターク
熟練した鍛冶職人のアルバート=カール・タークが1857年に創業したターク社。鉱山のあるルール地方、ドイツの鉄製品製造の中心地に工場を構え、代々技術を 受け継ぐ職人によりクラシックなフライパンを作り続けています。大量生産可能な製品とは異なり、ターククラシックフライパンは専用の機械とそれを扱えるたくましくどっしりとした体格の職人しか作れません。深い緑に囲めれた山あいの工場では、フライパンを鍛錬する音が鳴り続けています。