竹のスライサー侮るなかれ。

正直に言います。見た目で仕入れました。とはいっても、気に入ったものはまず仕入れる。→使ってみる。→使い倒す。ところまでして取り扱いを決めます。見た目がいくらよくたって、形状、耐久性、使いやすさなどプロダクトに魅力がないと取り扱いません。このスライサー侮るなかれ。まずなんといってもスライスの切れ具合。喫茶の仕込みで使い出した途端魅力にはまり、2人のパートスタッフが購入していきました。
私は、スライサーが嫌いです。

確かに便利なんです。でも何度指を切ったことか。スライサーのなかで特に嫌いなのが刃を付け替えるタイプ。細切り用の刃とスライス用の刃の2枚なので不器用な私には使いこなせない。痛い思いを何度もしました。さらにプラスティック製は滑りやすい。微妙な太さのコントロールって、力の入れ具合で変えると思うんですが、厚めにスライスしようと力を入れると指が怖くて仕方ありません。このスライサーは竹製なのが功を奏して適度にブレーキがかかります。これがなんとも使いやすい。
細め、太めの2種類が1つに。

細目と太目は上下を裏返して使い分けます。1つの刃に集中するだけで良いだけでなく、丸型の目立て(刃)になっているので指を切りにくい形状です。見た目とは裏腹に切れ味も抜群。使い出したら、愛用品になることは間違いなしです。